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豪牝馬G1エンパイアローズS、アティシュが叩き合いを制して昨年の雪辱

2024年11月06日 13:15

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 現地2日、豪フレミントン競馬場で行われた牝馬G1エンパイアローズステークス(3歳以上、芝1600m)は、中団の後ろにつけた1番人気のアティシュが5番手キープから抜け出した2番人気アメリアズジュエルとの叩き合いを0.2馬身差で制した。

 序盤をじっくり運んだアティシュは中団より1列後ろの後方5番手をキープ。直線に向かって馬群の外を進出すると、内ラチ沿いの5番手から残り200mで先頭に立ったアメリアズジュエルを目標に末脚を伸ばし、最後の100mを叩き合ってねじ伏せた。さらに1.5馬身差の3着争いを中団追走の最低13番人気ソックスネーションが制している。

 アティシュはC.ウォーラー調教師が管理するサヴァビール(父ザビール)産駒の7歳牝馬で、昨年11月の豪チャンピオンズステークス以来となる3度目のG1制覇。その前走はエンパイアローズSでプライドオブジェニの2着に敗れていた。重賞は今年3月のG2ブレーミーステークスに続く通算6勝目としている。

 豪競馬メディア『racing.com』はウォーラー師のコメントとして、アティシュが次戦の豪チャンピオンズSで僚馬ヴィアシスティーナと戦うことになると報じている。