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スイッツァランドが豪G1クールモアスタッドSを完勝、来年はロイヤルアスコット遠征も

2024年11月06日 13:20

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 豪フレミントン競馬場で現地2日に3歳G1クールモアスタッドステークス(芝1200m)が行われ、3番人気のスイッツァランドが好発から中団に控えると、2着争いを尻目に2.75馬身突き抜けて完勝した。

 ゲートが開くと同時に1馬身先に出る抜群のスタートを決めたスイッツァランドは、直線コースの中央に固まる馬群の真ん中に控えて中間点を通過。直前の1番人気グローウィングエンパイアを目標に残り400mからスパートすると、他馬と一線を画す脚力で突き抜けた。

 後方から馬群の内側を伸びた4番人気のベラトリックススターが2着争いを制し、グローウィングエンパイアは道中並走のレディオブキャメロットとともに、さらに0.35馬身差で3着同着に終わった。

 スイッツァランドはC.ウォーラー調教師が管理するスニッツェル(父リダウツチョイス)産駒の牡馬でG1初制覇。重賞は前走のG2ローマンコンサルステークスに続く3勝目、ウォーラー師はクールモアスタッドSを通算6勝目、同じくJ.マクドナルド騎手は3勝目としている。

 豪競馬メディア『racing.com』によると、ウォーラー師はコーフィールドギニー勝ちのプライベートライフを9日の豪チャンピオンズスプリントに使い、スイッツァランドの今後は来年3月のニューマーケットハンデキャップあたりを目標に、それからロイヤルアスコット開催へ遠征する可能性を示唆している。