NEWS

ニュース

ニュース/コラム

ヴィアシスティーナが豪チャンピオンズSも完勝、来年は英国に里帰り遠征も

2024年11月10日 10:59

  • 友だち追加数

 G1豪チャンピオンズステークス(3歳以上、芝2000m)が現地9日にフレミントン競馬場で行われ、前走のコックスプレートで歴史的な圧勝劇を披露したヴィアシスティーナが、この日も直線半ばから2.75馬身抜け出す完勝で単勝1.60倍の圧倒的人気に応えた。

 ヴィアシスティーナは五分の発馬から中団後ろの7、8番手で2番人気のアティシュと並ぶように追走し、最終コーナーから馬群の大外を回って進出。残り300mで先頭に並ぶとゴーサインを受け、最後の100mからはJ.マクドナルド騎手が後ろを振り返る余裕でフィニッシュした。

 勝ち馬の内から後ろに回り込んで直線に入ったアティシュが2着に続き、さらに2馬身差の3着には昨年のメルボルンカップ勝ち以来の実戦復帰となったウィズアウトアファイト(4番人気)が追い込んだ。

 C.ウォーラー調教師が管理するヴィアシスティーナは、トラックレコードで8馬身差の圧勝を収めた前走のコックスプレートに続く6度目のG1制覇。重賞は通算8勝目とした。

 豪競馬メディア『racing.com』によると、ウォーラー師は今後のヴィアシスティーナに休養を与え、現地秋シーズンはG1クイーンエリザベスステークスが目標とコメント。さらにヴィアシスティーナがデビューした地でもある英国に遠征するため、オーナーに相談する意向と明かしている。