ポータフォーチュナは来年も現役続行、ロイヤルアスコット開催を目標に始動
2024年11月13日 12:45
今年の欧州マイル戦線で牝馬の中心を担ったポータフォーチュナが、4歳の来年も現役を続けることになった。愛競馬メディア『irishracing.com』などが報じている。
今年のポータフォーチュナは初戦の英1000ギニーこそ2着に敗れるも、次戦からロイヤルアスコット開催のコロネーションステークス、ファルマスステークス、そしてメイトロンステークスと英愛で牝馬のマイルG1を3連勝。牡馬との対戦となった前走のブリーダーズカップマイルではいつもと勝手の違う道中になり8着と精彩を欠いたが、無事にアイルランドに帰国している。
D.オブライエン調教師は「予定では来年も現役を続けるから彼女に休養を取らせている。ロイヤルアスコット開催を最初の大きな目標として、じっくり復帰させるつもりだよ。どのレースになるか分からないけど(ロイヤルアスコット開催から)逆算して調教を始める」と青写真を披露。
「彼女のようにG1レベルで堅実に上位争いできる馬は得難いから、オーナーが現役続行を決めてくれたことは素晴らしいし、もう1年預けてもらえることに凄く感謝しているよ」と期待を込めてコメントしている。