ファクトゥールシュヴァルはドバイWCを目標に、1月からダート路線へ
2024年11月14日 13:33
今年3月にG1ドバイターフを勝つなど芝のマイルから9ハロン前後を主戦場としてきたファクトゥールシュヴァルが、来年3月のダートG1ドバイワールドカップを目標とすることを陣営が明らかにした。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。
J.レニエ厩舎のファクトゥールシュヴァルはリブチェスター産駒の5歳セン馬。2023年は欧州マイルG1で善戦を繰り返し、今年3月のドバイターフでG1初制覇。秋にはダートの米G1ブリーダーズカップクラシック参戦も検討されたが、結果的には芝マイルの英G1クイーンエリザベス2世ステークスに向かい、2年連続の2着となった。
オーナーであるチームヴァラーインターナショナルのF.ヘイマン氏は「私たちの計画は彼をドバイに送ること。(調教の)ダートでの走りから適性が高いと考えていた。1月(24日)のダートG1アルマクトゥームチャレンジを検討することになりそうだ」とコメント。最終目標はドバイWCだと続けた。