C.ウォーラー調教師らとともに豪州のトップトレーナーとして活躍するC.マー調教師が、12月の香港スプリントで初の香港遠征に出ることを地元メディアの『racing.com』が報じた。

　派遣されるのはシャラー産駒の5歳セン馬リコメンデイションで通算成績は22戦9勝（2着3回）。2023年2月にG3ゼディテーヴステークスで重賞初制覇を飾り、昨シーズン最終盤の7月から今季初戦（8月31日）のザヒース1100までG3を3連勝している。G1は今年2月のオークリープレートで6着、9月のマニカトステークスで8着に敗れた。

　マー師は「彼には一段上がるが調子はいい。爆発的なスピードがあり、自分で運を開いてきたクイックな馬だよ」「彼には好ましいフレッシュな状態で向かえる。準備段階としてはいい」「オーナーたちは遠征に前向きだし、こうしたことを試す馬としてタイミングも適している」と話している。

　なお、香港での鞍上はB.シン騎手かM.ザーラ騎手を予定しているとのこと。