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​KYダービー選定シリーズ、初戦のカトレアSはナチュラルライズが制す

2024年11月25日 11:10

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 23日、日本馬を対象としたケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズ「Japan Road to the Kentucky Derby」の初戦にあたるカトレアステークス(2歳、ダート1600m)が東京競馬場で行われ、横山武史騎乗のナチュラルライズが中段から差し切った。

 ほぼ一団となった馬群の大外を回って直線に入ったナチュラルライズは早めに先頭に立ち、ゴール前で猛然と追い込んできたクレーキングを3/4馬身差で抑え込んだ。

 伊藤圭三厩舎のナチュラルライズはキズナ産駒。ここは7月のデビュー勝ち以来の出走で無傷の2連勝とし、同シリーズの10ポイントを獲得した。米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、伊藤調教師は今後について同シリーズへの出走を続ける可能性があると話している。

 父のキズナは東京優駿を制した芝馬だったが種牡馬としてはダート馬も出すなど万能で、産駒にはドバイG2ゴドルフィンマイルを勝ったバスラットレオン、今年の米G1ブリーダーズカップディスタフで4着に入ったアリスヴェリテなどがいる。また半兄のサンデーブレイク(父フォーティナイナー)は米G2ピーターパンステークス勝ちや米G1ベルモントステークス3着などダートで活躍した。