現地12月8日の香港国際競走には、日本や欧米だけでなくオーストラリアからも強豪が参戦する。10月の豪G1トゥーラックハンデキャップを勝ったアンティノの鞍上を任されているのはB.シン騎手だ。

　香港マイルに挑むアンティノは、トゥーラックHで6.5馬身差の圧勝を見せてG1初制覇。前走のG1カンタラステークスでは2着だったが、この時はシン騎手が騎乗停止中だったためM.ザーラ騎手と初めてコンビを組んでいた。

　香港ジョッキークラブの公式サイトによると、再びアンティノの鞍上に戻ってきたシン騎手は「オーストラリア代表として、オーストラリアの馬に乗ることにとても興奮している」とコメント。トゥーラックHの走りを再現できることを願っていた。

　なお豪州馬が香港国際競走のレースを勝てば、2001年に香港スプリントを制したファルヴェロン以来の快挙となる。