メルボルンC覇者ウィズアウトアファイト、香港での完全復活なるか
2024年12月05日 12:20

2023年にオーストラリア最大のG1であるメルボルンカップを制したウィズアウトアファイトが、重傷による長期休養からの完全復活を期して現地8日のG1香港ヴァーズに挑む。
ウィズアウトアファイトはA&S.フリードマン調教師が管理するテオフィロ産駒の7歳セン馬。23年に豪G1のコーフィールドカップとメルボルンCの両方を勝つ史上12頭目の“カップス・ダブル”を達成した。ただし直後の12月に腱を負傷して長期休養に。今年11月のG1マッキノンステークスで復帰を果たし、ヴィアシスティーナの3着に入った。
香港ジョッキークラブ公式サイトによると、S.フリードマン調教師は前走について「素晴らしい復帰初戦だった。長い休みがあったし、相手は世界最高の1頭だったんだ」と手ごたえを得た様子。
さらに同師は「彼は明らかに世界クラスの馬で、優れたステイヤーだと思っている。どれだけ実力を発揮してくれるか見てみよう」「素直な気性の馬で、本番のコンディションにもうまく対応できるはずと期待している」と続けていた。