現地8日のG1香港スプリントへの出走を予定していた米G1馬ノーボールズが、血液検査の結果が思わしくないことを受けて出走回避となった。

　ノーボールズはノーブルミッション産駒の5歳セン馬。2023年秋の米G1ブリーダーズカップターフスプリントを制し、今年は11月のカナダG2ケネディロードステークスを勝って香港に遠征したが、2度目のG1制覇への挑戦はかなわなかった。

　なおノーボールズの回避を受けて補欠馬のフライングエースが繰り上がり、3番枠での出走が決定。同馬は重賞勝ちの実績がなく、前走の香港G2ジョッキークラブスプリントは9着だった。