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「心からお詫び申し上げます」騎乗馬殴打で騎乗停止処分のパコ・ロペス騎手が謝罪

2024年12月07日 13:12

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 3日のパークス競馬場(米国)でゴール後、騎乗していた馬の首付近をステッキで殴打し、競馬公正安全局(HISA)から騎乗停止処分を受けたパコ・ロペス騎手(39)が5日、X(旧ツイッター)に謝罪のメッセージを投稿した。

 ロペス騎手は「私は自分の行動に全責任を負います。私たちのスポーツが厳しい監視を受けていることは承知しており、ファン、ホースマン、主催者、競馬委員会、HISA(競馬公正安全局)、そして、もちろん、(殴打した騎乗馬の)ナショナルローに、私たちのスポーツに関わるすべての人に心から謝罪します。私の行動は、その場の勢いで起こった反応であり、本当に申し訳なく思っています。

 私は多くのソーシャルメディアの投稿を見て、この状況を振り返るようになりました。私は、レースから少し離れ、仲間の騎手たちと同じように、適切なカウンセリングを受け、自分自身に取り組むことにしました。

 私が馬とこの業界をどれほど愛しているかは、いくら強調してもし過ぎることはありません。競馬は私の人生のすべてであり、近い将来に復帰することを楽しみにしています。

この記事を読んでくださり、ありがとうございます。

パコ」とつづっている。

 北米で4000勝以上を挙げているトップジョッキーのロペス騎手は3日、パークス競馬場の5R(2歳未勝利)でナショナルローに騎乗。勝利を挙げたものの、直線で同馬が外ラチへ向かって走っていったことへ腹を立てたのか、ゴール後、減速したところで首付近をステッキで殴打。その行為が映った動画がSNS上で拡散され、非難の声が多く上がることになった。HISAは4日にロペス騎手に対する即時の騎乗停止処分を発表。同騎手、代理人と話し合い、カウンセリングを受けることが決まっており、同騎手が精神的な問題と向き合っていくことができるまで、無期限の騎乗停止処分になった、とされている。

出典:日刊スポーツ