＜京都12R＞◇7日＝京都◇2勝クラス◇芝2400メートル◇出走10頭

　やったぜ、フランキー。5年ぶりに来日した世界的名手、ランフランコ・デットーリ騎手（53）が最終レースで勝利を挙げた。1番人気ギャンブルルーム（牡3、大久保）で直線抜け出し、大歓声の中、最後は後方を確認しながら先頭でゴールした。

　2着馬に3馬身半差をつける圧勝で、「調教師からは手前を替えるのが得意じゃないと聞いていたけど問題なかった。ペースがユニークだったけど、自分から動いていける馬でパーフェクトだった」とパートナーをたたえた。

　メインのリゲルSはゴンバデカーブースで10着に敗れたが、米国調教馬メイデイレディ（J・リー）とのコンビで挑む日曜の阪神JFへはずみをつける勝利になった。JRAで勝利を挙げたのは、19年12月1日、中京10Rの名古屋日刊スポーツ杯（エレクトロニカ）以来約5年ぶり。JRA通算25勝目となった。

出典：日刊スポーツ