NEWS

ニュース

ニュース/コラム

豪G1ノーザリーS、英国から移籍のライトインファントリーマンが3年2カ月ぶり重賞制覇

2024年12月08日 09:49

  • 友だち追加数

 豪G1ノーザリーステークス(3歳以上、芝1800m)が現地7日にアスコット競馬場で行われ、5番人気のライトインファントリーマンが二の足速く2番手の位置を取り切ると、直線早々に抜け出してアドミレーションエクスプレス(12番人気タイ)の追撃を振り切った(0.69馬身差)。

 外から3頭目の14番枠からスタートしたライトインファントリーマンは、序盤に馬群から離れて直進すると最初のコーナーで一気に切り込み逃げ馬の外へ。1馬身差をキープして最終コーナーでは先頭に並びかけ、直線半ばまでに2馬身ほど抜け出してリードを守り切った。

 アドミレーションエクスプレスが中団馬群の外から2着に追い上げ、さらに1.46馬身差の3着争いは後方から追い込んだ6番人気のソックスネーションが制している。1番人気を分け合ったスーパースミンクは中団の後ろから直線で前が詰まり9着、もう1頭のアトリションは2着馬の内から伸び切れず11着に敗れた。

 ライトインファントリーマンはC.マー調教師が管理するファストカンパニー(父デインヒルダンサー)産駒の6歳セン馬で、英国のD.シムコック調教師との間で転厩を繰り返しながら昨年10月に豪州へ完全移籍した。今回がG1初制覇で、重賞は2021年10月の英G3ホリスヒルステークス以来の2勝目としている。