ホワイトアバリオが目標とするペガサスワールドカップ（1月25日）に向けて当初の予定を変更し、ダート7ハロンのG3ミスタープロスペクターステークス（12月28日）を前哨戦にすることとなった。米競馬メディア『drf.com』などが報じている。

　ホワイトアバリオは今年前半の不振から11月22日の一般戦で復帰し、2着に10馬身半差をつけて圧勝。同馬を再び管理することになったS.ジョセフJr.調教師は、12月21日のG3ハーランズホリデーステークスからペガサスWCを目指すとレース後に話していた。

　変更の理由についてジョセフJr.師は、ホイットニーステークスでの爆発的なパフォーマンスを引き合いに「昨年の彼はここ（ガルフストリームパーク競馬場）のダート7ハロンとメットマイル、つまり1ターンのレースを2戦して最高の状態に戻った」と話し、同じような過程を踏んで当面の目標であるペガサスWCに向かう狙いを明かしている。