豪州から8日の香港マイルに遠征するも11着に沈んだアンティノのT.ゴラン調教師が、今後も香港遠征を続けていく意向を豪州競馬メディア『racing.com』に明かした。

　香港マイルのアンティノは中団より後ろを追走するも、自身の1列後ろから外を進出してきたソウルラッシュと直線入口で接触。その後も態勢が悪く他馬との接触を繰り返し、不本意な内容に終わってしまった。

　ゴラン師はアンティノが23日の帰国後、ヴィクトリア州で2週間の検疫に入るとし、検疫が明けるまで次の予定は白紙と強調。「いくらか放牧に出したかったけど、タイミングがかなりタイトになる」「彼は本当によく走り抜けてきたが、来年は彼にとってきっと良い年になるし、あまり急がせて仕事に戻したくはない」「休養のほとんどは香港でのものになるだろう」と明かすに留めた。

　アンティノでは結果を出せなかったゴラン師だが「あの開催にまた戻るのは確かなことさ。また馬を走らせるのは間違いないよ」と今後も香港遠征を意識していくと話している。