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今度は中米ベネズエラから朗報!日本人の木村和士騎手がリンコナダ競馬場で地元G1制覇の快挙

2024年12月11日 14:05

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 今度は中米から朗報だ-。カナダや米国西海岸で活躍する日本人の木村和士騎手(25)が8日、ベネズエラのラ・リンコナダ競馬場で行われた地元のG1、クラシコ・カニョネーロ(ローカルG1、ダート1100メートル)をスヌガケ(牡2)で制した。3番手追走から直線で抜け出し、2着に4馬身差をつける圧勝だった。勝ちタイムは65秒01。木村騎手は「初めてベネズエラに来ましたが、とてもいい経験をさせてもらっています」と笑顔で現地のインタビューに答えている。

 この開催にはジョン・ヴェラスケスやハビエル・カステリャーノ、ジョエル・ロザリオ、ジュニオ・アルバラード、ホルヘ・リカルドなど中南米の名手が招待される形で集結。地元ベネズエラの競馬メディアは「木村騎手はベネズエラで勝利した初の日本人騎手となった」と快挙を伝えている。

 木村和士騎手は日本人で初めて米国の年度表彰「エクリプス賞」(最優秀見習い騎手)を受賞し、昨年まで3年連続カナダ競馬のリーディングジョッキーに輝いた若き名手。今年は夏、秋と米西海岸のデルマーを拠点に活躍。日本人として初めてケンタッキーダービー2年連続騎乗、秋にはBC開催騎乗も経験し、世界中で腕を磨いている。

出典:日刊スポーツ