日本のダート路線で大活躍したレモンポップの父としても知られるレモンドロップキッドが、繋養先のレーンズエンドファームで死亡したことが分かった。28歳だった。

　レモンドロップキッドは父キングマンボ、母父シアトルスルーという血統。3歳だった1999年にベルモントステークスとトラヴァーズステークスの両G1を勝ち、4歳となった翌2000年はホイットニーハンデキャップとウッドワードステークスの両G1を含む重賞4連勝などで米最優秀古牡馬に選出された。

　同年限りで引退して生まれ故郷のレーンズエンドファームで種牡馬となると、昨年と今年のチャンピオンズカップ連覇など日本でG1級を6勝したレモンポップを筆頭に、レモンズフォーエバー（米G1ケンタッキーオークス）、リチャーズキッド（米G1パシフィッククラシック連覇など）、ビーチパトロール（米G1アーリントンミリオンなど）の活躍馬を出した。