BCダートマイル覇者フルセラーノが故障、来年2月のサウジC断念
2024年12月17日 11:05
11月に米G1ブリーダーズカップダートマイルを制したフルセラーノが故障し、来年2月のG1サウジカップ挑戦を断念せざるを得なくなったことが分かった。米競馬メディア『Daily Racing Form』が報じている。
J.サドラー厩舎のフルセラーノはフルマスト産駒の5歳馬。今年前半にアルゼンチンから移籍すると、8月のG1パシフィッククラシックで2着と好走し、それ以来のレースだったBCダートマイルでG1初制覇を果たした。
サドラー調教師は故障の詳細を明かさなかったものの、「60日間は休むことになる」とコメント。当初は今月26日の米G2ラフィットピンカイジュニアステークスからサウジカップへ向かう予定だったが計画は白紙となり、「タイミングが悪かった。本当にサウジに行きたかった」と嘆いた。
なお同師はフルセラーノの今後について、「春か夏には復帰するだろう」と話している。