アメリカンターフSが米G1に昇格、近年は多数のG1馬を輩出
2024年12月19日 11:27
アメリカ・グレード競走委員会(AGSC)は現地18日、2025年の重賞格付けを発表。新たにアメリカンターフステークスがG1に昇格することとなった。
アメリカンターフSは1992年創設で、3歳限定の芝8.5ハロンのレース。5月初旬のG1ケンタッキーダービーのアンダーカードとして実施され、1998年からG3、2010年からはG2として開催されていた。
2004年の勝ち馬キトゥンズジョイは後にセクレタリアトステークスなどG1を2勝し、種牡馬としても大成功。近年では2023年の出走馬から2着のファーブリッジ(ジョーハーシュターフクラシックなど)、5着のヨハネス(シューメーカーマイルステークス)、8着のカールスパクラー(クールモアターフマイル)が後にG1を勝った。今年の勝ち馬トリカリも7月にG1ベルモントダービーを制覇。同2着のフォーミダブルマンは11月にG1ハリウッドダービーを勝っている。
そのほか、シカゴステークス、ジョッキークラブダービー、シカモアステークスがG3からG2に昇格。一方でアルフレッドG.ヴァンダービルトハンデキャップがG1からG2に格下げとなった。