ウィンクス産駒の10億円牝馬、キンセアネーラと命名
2024年12月25日 11:30
豪州が誇る名牝ウィンクスの2番仔にあたるピエロ産駒の馬名がキンセアネーラに決定。主要馬主のウォピット・ブラッドストックが現地24日に公式SNSで発表し、豪競馬メディア『racing.com』などが報じた。
公式SNSには「キンセアネーラ(父ピエロ、母ウィンクス)を紹介します。少女から女性への通過儀礼であるラテンアメリカの15歳の祝祭にちなんだ名前であり、この若い少女が母・ウィンクスの影から踏み出そうとしています。メリークリスマス、キンニー」と記されている。
キンセアネーラは今年4月のイングリス・イースター1歳セールにおいて、ウィンクスの共同オーナーでもあったD.ケピティス氏の率いるウォピット・ブラッドストックが、1歳牝馬として世界最高となる1000万豪ドル(約10億円)で落札。母と同じくC.ウォーラー調教師の下でデビューを目指すことになっている。
ウィンクスは2020年にアイアムインヴィンシブル産駒との初仔を死産。キンセアネーラの下には1カ月前に生まれたばかりのスニッツェル産駒の牡馬がいる。