プラ騎手が年間重賞56勝の新記録、米G2マシスマイルSをキングオブゴスフォードで逃げ切り
2024年12月28日 11:05
現地26日に米サンタアニタパーク競馬場で行われたG2マシスマイルステークス(3歳、芝8ハロン)で、F.プラ騎手が年間最多記録を塗り替える56回目の重賞勝ちを収めた。
1番人気のキングオブゴスフォードに騎乗したプラ騎手は、最内枠からハナを主張。そのまま最後まで先頭を譲らず、2着のステイホットに1馬身差をつけて逃げ切った。
この勝利でプラ騎手はJ.ベイリー騎手の記録を抜いて年間重賞56勝の最多記録を樹立。米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、「もちろんすごくうれしい。たくさんの人が応援してくれている。サンタアニタほど勝利にふさわしい場所はない」と喜んでいた。
P.ダマート厩舎のキングオブゴスフォードはズースター産駒。2歳時は英国で走っていたが今年から米国へ移籍し、前走のG1ハリウッドダービーでは2着と好走。今回が待望の重賞初制覇となった。