現地4日、米サンタアニタパーク競馬場でG3ラスフローレスステークス（4歳以上牝馬、ダート6ハロン）が行われ、木村和士騎乗のリチが勝利した。

　リチは5頭立ての3番手につけ、2番手を行く1番人気のプレザントをマークする形に。第4コーナーでプレザントが逃げ馬の外を回ったのに対し、木村騎手のリチは内ラチ沿いをキープして一気に先頭へ。直線でも追いすがるプレザントを振り切り、1馬身半差の勝利を収めた。

　B.バファート厩舎のリチはチリで生まれたプラクティカルジョーク産駒の4歳馬。母国で2度のG1制覇後に米国へ移籍し、昨年6月のリステッドは2着だったが、それ以来のレースだった移籍2戦目で米国での重賞初制覇となった。