骨折から調教再開のラッキースワイネス、3月のスプリントCで1年ぶりの実戦復帰へ
2025年01月14日 10:20
昨年4月の砲骨骨折から回復し、本格的に調教を再開したラッキースワイネスが、3月30日のG2スプリントカップで1年ぶりに実戦復帰する運びとなった。香港メディアの『サウスチャイナモーニングポスト』(電子版)が報じている。
昨年4月7日のスプリントC後に骨折が判明したラッキースワイネスは、長期休養を経て12月17日に初のトライアル(実戦形式)に参加。しかし、当時は手綱を抑えられたまま最下位でのゴールと回復途上の様子をうかがわせ、K.マン調教師も具体的な復帰時期について言及しなかった。
それから1カ月近くが経ち、マン師は同メディアの取材に対して「ラッキースワイネスはOKだ。彼の調教を続けており、3月がターゲットになると思う。今月末か来月にトライアルする」と回答。スプリントCが意中にあることを認めた。
ラッキースワイネスは2022/2023シーズンにセンテナリースプリントカップ、クイーンズシルバージュビリーカップ、チェアマンズスプリントプライズの3レースから成る「香港スピードシリーズ」を全勝するなど、これまでにG1レースを4勝。無事に復帰できれば、今年のスプリントCには3連覇を懸けて臨むこととなる。