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ロマンチックウォリアーがジェベルハッタ快勝、サウジカップに弾み

2025年01月25日 11:00

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 現地24日、ドバイのメイダン競馬場でG1ジェベルハッタ(芝1800m)が行われ、香港から遠征したJ.マクドナルド騎乗のロマンチックウォリアーが4.51馬身差で快勝した。

 スタートを決めたロマンチックウォリアーはメジャードタイムらに前を譲って3番手で待機。レースはメジャードタイムが単騎で大逃げを打つ展開となる。

 第4コーナーで2番手まで浮上したロマンチックウォリアーは遠く離れたメジャードタイムを直線で猛追。じわじわと差を詰めると残り100メートル手前で差し切り、そのままゴールに飛び込んだ。

 昨年の勝ち馬メジャードタイムは2番手に後退した後も追いすがろうとしたが、ゴール手前で故障し、W.ビュイック騎手が落馬して競走中止。2着にはポーカーフェイスが入り、さらに0.68馬身差の3着はホロウェイボーイだった。なおメジャードタイムは安楽死の処置が取られ、ビュイック騎手は大事に至らずこの日の騎乗を続けた。

 ロマンチックウォリアーはこれで202310月の豪G1コックスプレートから8連勝。そのコックスプレートと246月の安田記念に続く3カ国目の海外G1制覇となった。次走は初ダートとなる2月のG1サウジカップが予定されており、香港ジョッキークラブの公式サイトによるとマクドナルド騎手はダート挑戦について「彼にとって未知の領域、異なる馬場だ。しかしひとつ分かっているのは、彼がベストを尽くし、素晴らしい走りを見せてくれるということ」と語っている。