アルマクトゥームチャレンジはウォークオブスターズが制す、次走はサウジカップ
2025年01月25日 11:05
現地24日、ドバイのメイダン競馬場でG1アルマクトゥームチャレンジ(ダート1900m)が行われ、T.オシェア騎乗のウォークオブスターズが快勝した。
オシェア騎手が激しく押してハナを奪いに行ったウォークオブスターズは僅差の2番手で向こう正面へ。第3コーナーで先頭に立つと、そこへ外からインペリアルエンペラーがかぶせる形で最後の直線に入る。
そこからさらにギアを挙げたウォークオブスターズはインペリアルエンペラーを振り切って独走。最後は2.89馬身差をつけて勝利した。勝ち馬から7.29馬身差の3着は昨年のG1ドバイターフ勝ち馬でダート初挑戦だったファクトゥールシュヴァルが入った。
ウォークオブスターズはC.アップルビー厩舎からデビューしたドバウィ産駒の6歳セン馬。昨年の冬からB.シーマー厩舎に移ってドバイを主戦場とし、アルマクトゥームチャレンジ5着やG2ゴドルフィンマイル2着など勝てないまでも善戦。今季はここが叩き3戦目で、待望の重賞初制覇となった。
米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、シーマー調教師は「オーナーたちがサウジの人なので、(2月の)サウジカップに向かいたいと考えている」とコメント。一方、初ダートで3着とまずまずの結果だったファクトゥールシュヴァルの陣営も次走はサウジカップと表明している。