【サウジC】世界最高賞金レース制覇へ!フォーエバーヤングなど日本馬4頭は馬場入りで元気な姿
2025年02月17日 12:30

1着賞金1000万ドル(約15億5000万円)の世界最高賞金競走、サウジC(G1、ダート1800メートル、22日)制覇へ向け、現地サウジアラビア入りした日本馬4頭は16日、元気にキングアブドゥルアジーズ競馬場のダートコースに姿を見せている。
日本馬の大将格で、レースの優勝候補筆頭に挙げられているフォーエバーヤング(牡4、矢作)は荒木助手を背に落ち着いた様子で、ダートコースを駆け抜けた。初の海外遠征だった昨年は同地でサウジダービーを勝利。2年連続のサウジアラビア・リヤドで、今度はメインレースの主役になる。
昨年2着のウシュバテソーロ(牡8、高木)も元気いっぱいの様子だ。一昨年にドバイワールドCを制覇。昨年は中東2戦でサウジC、ドバイワールドCとも2着に好走している。今春で現役を引退し、種牡馬入りする予定が発表されており、得意の中東で悔いのない走りを期待したい。
ウシュバと同じ了徳寺健二オーナーのウィルソンテソーロ(牡6)は高木厩舎の黄色いメンコを着用し、キングアブドゥルアジーズ競馬場のダートコースの感触を確かめている。昨年のドバイワールドC(4着)が海外初挑戦。秋にはコリアC(2着)遠征も経験した。JBCクラシックでJpn1を制した後はチャンピオンズC、東京大賞典でいずれも2年連続2着。世界の舞台で悲願のG1初制覇なるか。
ラムジェット(牡4、佐々木)はハイレベルな4歳世代の東京ダービー馬。ジャパンダートクラシックではフォーエバーヤングに大きく離されたが、東京大賞典では0秒3差3着に粘った。祖母が砂の名牝ラヴェリータ。同期のライバルとの切磋琢磨(せっさたくま)を期待したい。
今年のサウジCもJRAによる海外馬券発売が行われる。