【リヤドダートSP】初海外ガビーズシスターは調整順調「調子の波がなくてカイ食いもいい」
2025年02月18日 17:50
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22日深夜には1着1000万ドル(約15億5000万円)の世界最高賞金レース・サウジC(G1、ダート1800メートル=キングアブドゥルアジーズ)が行われるが、同日のリヤドダートスプリント(G2、ダート1200メートル)も注目だ。
伝説の名牝の系譜を受け継ぐガビーズシスター(牝4、森一)が初の海外遠征に挑む。長島和彦オーナー(62=長島商事代表)は、亡き父忠雄さんが所有した1975年(昭50)の2冠牝馬テスコガビーの血統と馬名に強くこだわり、よみがえらせた。
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ガビーズシスター(牝4)の森一誠師(47)は開業2年目で初の海外遠征になるが、堀厩舎の助手時代はゴールデンバローズでUAE、サリオスで香港に参戦。流儀として、一流馬は海外も含めてあらゆるレースから選択する。「調子の波がなくてカイ食いもいい。短距離のダートではトップクラス。去年の春は気性に幼さがあったが、すごく成長している。オーナーはテスコガビーの血統に思い入れのある方なので、期待に応えたい。この血をつないでいくのも使命」と力を込めた。