称賛の声がやまない－。香港ジョッキークラブCEOのウインフリート・エンゲルブレヒト＝ブレスゲス氏は23日、ジョッキークラブの公式ホームページ内のブログを更新し、サウジCデーの香港馬ロマンチックウォリアーと日本馬フォーエバーヤングの激闘をたたえた。

　ブレスゲス氏はまず、香港最強馬ロマンチックウォリアーについて、「フォーエバーヤングに首差で敗れましたが、歴史的な勝利に近づいた素晴らしいパフォーマンスでした。ドバイワールドC優勝馬であり、日本の名誉ある東京大賞典を連覇している3着のウシュバテソーロに10馬身以上の差をつけたのです。世界最高のダート馬（フォーエバーヤング）にゴール寸前で追いつかれましたが、キックバックを含めた大きな課題を克服した素晴らしい成果です。残念ながらジェームズ（マクドナルド騎手）はキックバックを避けるために早めに仕掛けて先頭に立たなければならず、最後に差されてしまいました。世界の舞台で香港競馬がワールドクラスであることを示してくれたオーナーのピーター・ラウ氏、調教師のダニー・シャムを祝福したいと思います」とたたえた。

　その後、日本馬の活躍に触れ、「昨年のサウジダービーの勝利、ケンタッキーダービーの3着など、ダートで世界クラスを証明したフォーエバーヤングのサウジCの勝利が、シンエンペラー、アスコリピチェーノ、ビザンチンドリームの勝利に続き、日本にとって輝かしいサウジCデーの締めくくりとなりました。国際舞台での素晴らしい成果について、日本の友人たちにお祝いを申し上げます」と、その活躍をたたえている。

出典：日刊スポーツ