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ドバイWC前哨戦のG2アルマクトゥームクラシック、インペリアルエンペラーが圧勝

2025年03月02日 11:40

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 ドバイワールドカップ前哨戦のG2アルマクトゥームクラシック(ダート2000m)がメイダン競馬場で現地1日に行われ、好位の外を追走するインペリアルエンペラーが最終コーナーで先頭を奪うと、直線では8.46馬身差を開く独走で圧勝した。

 インペリアルエンペラーはゲートを決めると最初のコーナーでは逃げ馬の外に並ぶ勢いだったが、外から2番目の枠もありコーナーワークで3列目まで後退。しかし、そのまま迎えた最終コーナーではピッチを上げる逃げ馬に1頭だけ襲い掛かり、直線では一方的にリードを広げて圧勝した。

 中団追走のアルトーリアスが逃げ粘るグローバルヒットをゴール寸前で捕らえて0.1馬身差の2着争いを制し、カビールカーンはゲートで寄られる不利があり10着に終わった。

 インペリアルエンペラーは地元のB.シーマー調教師が管理する5歳セン馬で、父ドバウィ、母は現役時代にG1マンノウォーステークスなど重賞3勝のジューコワという良血。2022年10月からゴドルフィン所有でデビュー2連勝するも、昨年2月まで6戦しかできず11月にシーマー厩舎へ移籍した。移籍後はダートに主戦場を移し、2連勝から重賞初挑戦の前走はアルマクトゥームチャレンジで2着に善戦していた。