NEWS

ニュース

ニュース/コラム

世界を渡り歩いたロイヤルパトロネージ、豪州のカンタベリーSで待望のG1初制覇

2025年03月09日 11:40

  • 友だち追加数

 現地8日、豪ランドウィック競馬場で行われたG1カンタベリーステークス(3歳以上、芝1300m)は、2番手追走の8番人気ロイヤルパトロネージが2番手で流れに乗ると、T.クラーク騎手の巧みなエスコートにより直線の攻防を制した。

 11頭立ての10番枠から発馬を決めたロイヤルパトロネージは2番手につけると、直線入口ではラチ沿いから進出してきた1番人気マジックタイムを逃げる6番人気ヒアトゥショックを利用してブロック。満を持しての仕掛けでヒアトゥショックを差し切り(0.37馬身差)、外に切り替えるロスが生じたマジックタイムはさらに0.71馬身差の3着に敗れた。

 ロイヤルパトロネージはG.ウォーターハウス&A.ボット調教師が管理するウートンバセット(父イフラージ)産駒の6歳牡馬。英国のM.ジョンストン厩舎から米国のG.モーション厩舎、そして現在と移籍を繰り返して待望のG1初制覇(重賞4勝目)となった。

 豪競馬メディア『racenet.com.au』は、今後のロイヤルパトロネージが2週後のジョージライダーステークスからドンカスターマイル(4月5日)を目指すと報じている。