NEWS

ニュース

ニュース/コラム

米国西海岸で活躍の日本人ジョッキー木村和士が左足首負傷から復帰へ!サンタアニタ競馬場が発表

2025年03月10日 17:30

  • 友だち追加数

 米国西海岸で活躍し、現在は負傷で約2か月戦列を離れている日本人ジョッキー、木村和士騎手(25)が来週末から復帰予定であることをサンタアニタパーク競馬場が9日、公式ニュースで発表した。このニュースを引用する形で「ブラッドホース」「サラブレッドデイリーニュース」電子版も同騎手の復帰を報じている。

 木村騎手は1月16日のサンタアニタ競馬場で、レース中にゲート内で左足首を負傷。その後の騎乗を見送っていた。エージェントのブライアン・ビーチ氏によると、休養中に足首に2本のネジを入れる手術を行い、先週は治療のためにコスタリカを訪問。ビーチ氏は「彼は本当に真面目で、理学療法に熱心に取り組んでいます。復帰するため、あらゆることに取り組んでいます。とても大変なことですよ。彼はたくさんのいい馬に乗っている騎手ですから」とコメントしている。

 木村騎手はカナダで3年連続リーディングジョッキーに輝き、昨年から米国へ本格進出。年末から4月にかけて行われるサンタアニタ競馬場の開催にはカナダ拠点時も含め、3シーズン連続で参戦している。今シーズンは開催初日(昨年12月26日)に行われたG1ラブレアSでいきなり勝利を挙げ、ケガで離脱する1月16日時点では開催リーディング3位(賞金順3位、勝利数4位)の成績を残していた。日本人で初めて北米のエクリプス賞(最優秀見習い賞)を受賞し、通算939勝の実績を持つ25歳の日本人ジョッキー。ケンタッキーダービーに向けてシーズンが本格化する4月が近づき、米国の競馬関係者から復帰を待望されている。

出典:日刊スポーツ