マーバーンがG3ラスアルホールも快勝、鞍上はドバイWCデーに参戦を希望
2025年03月12日 12:12

ドバイのメイダン競馬場で現地7日に行われたG3ラスアルホール(芝1400m)は、3番手追走のマーバーンが直線で前方2頭の間から抜け出し、背後で食い下がるミステリアスナイトに2.19馬身差をつけて快勝した。
逃げ馬の直後でラチ沿いの3番手を追走したマーバーンは、2番手の馬が直線入口で外にふくらむと労せず抜け出し、自身の背後でマークしていたミステリアスナイトが迫ると最後に突き放した。さらに0.78馬身差の3着争いは4番手追走のケーンジャーが制している。
マーバーンはM.コスタ調教師が管理するオアシスドリーム産駒の5歳牡馬で、約2年半ぶりの重賞制覇となった前走のアルファフィディフォートから連勝で重賞3勝目とした。なお、同馬はシャドウェルの生産で曾祖母は1994年の愛1000ギニー馬メーサーフ、自身の従兄弟にはG1レース4勝のリブチェスターがおり、叔父に2020年のアルマクトゥームチャレンジラウンド3勝ちのマッターホルン、ザフォクシーズやバンコクなどを持つ良血。
ドバイレーシングクラブの公式サイトは、勝利に導いたR.ドーソン騎手のコメントを紹介しており、同騎手は関係者の考えこそ分からないものの、ドバイワールドカップデーのいずれかのレースで乗りたいとの意向を明かしている。