現地15日、豪ローズヒルガーデンズ競馬場で行われたG2エイジャックスステークス（3歳以上、芝1500m）は、2番手追走のアイオウナメルク（4番人気タイ）が逃げ粘る3番人気ウィレイドウとの追いくらべを0.05馬身差で制した。

　さらに1.93馬身差の3着にはウエストオブアフリカ（4番人気タイ）が後方から大外を追い込み、1番人気のデュカスは道中4、5番手から伸び切れず5着に敗れた。

　アイオウナメルクはB.ベイカー調教師が管理するウィニングルパート（父リトゥンタイクーン）産駒の5歳セン馬。これで2月1日のG3サザンクロスステークスから4戦連続の重賞連対、3月1日のG3リバプールシティカップから連勝で2度目の重賞制覇とした。

　この勝利によりアイオウナメルクはG1ドンカスターマイルの優先出走権を獲得。ベイカー師は現地メディア『7HorseRacing』のインタビューに対して挑戦を前向きに検討する旨のコメントを残している。