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あれれ…「フォーエバーヤングの宿敵」シエラレオーネの始動戦は地元G2で末脚不発の3着

2025年03月26日 17:23

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 昨年のBCクラシック覇者、シエラレオーネ(牡4、C・ブラウン)の今シーズン始動戦は5頭立ての3着に終わった。22日、フェアグラウンズ競馬場のG2ニューオーリンズクラシックS(ダート1800メートル)に出走。ファビアン・プラ騎手を背に5頭立ての最後方から最後の直線で差を詰めたが、逃げたタッチアポンアスター、2番手を進んだホールオブフェームがそのまま押し切る展開で末脚不発に終わった。

 勝ったタッチアポンアスターは2着ホールオブフェームに2馬身半差をつける逃げ切り。勝ちタイムは1分48秒10だった。シエラレオーネはさらに2馬身遅れた3着。ブラッドホース電子版によると、鞍上のプラ騎手は「リズムに乗ることができませんでした」と敗戦の弁を述べている。

 ガンランナー産駒のシエラレオーネは昨年のケンタッキーダービー(2着)で日本のフォーエバーヤング(3着)と激しい競り合いを演じ、秋にはBCクラシックを制覇。昨年のエクリプス賞最優秀3歳牡馬に輝き、フォーエバーヤングの宿敵として、日本のファンにもおなじみとなっている。サウジC遠征を自重して臨んだ4歳始動戦が案外な結果に終わり、今後の動向に注目が集まる。

出典:日刊スポーツ