【ドバイWC】連覇狙う地元シーマー厩舎は主戦オシェアの騎乗馬が決定!2頭出しで選んだのは…
2025年03月28日 16:40

ドバイワールドC(G1、ダート2000メートル、4月5日=メイダン)にウォークオブスターズ(セン6)、インペリアルエンペラー(セン5)の2頭出しを予定している地元UAEのブパット・シーマー厩舎は、2頭の主戦を務めるタイグ・オシェア騎手(43)がインペリアルエンペラーに騎乗することが決まった。
インペリアルエンペラーを所有するデーヴァレーシングが28日、X(旧ツイッター)に「私たちはUAEで12回チャンピオンジョッキーに輝いているタイグ・オシェア騎手がドバイワールドCでインペリアルエンペラーの騎乗を選んだことをお知らせします」と投稿。主催者のドバイレーシングクラブもこのニュースを伝えている。
2頭は1月のG1アルマクトゥームチャレンジで直接対決し、このときはオシェア騎手が騎乗したウォークオブスターズが勝利。インペリアルエンペラーは2着に敗れていた。ウォークオブスターズは続くサウジCで12着に大敗しており、インペリアルエンペラーは3月1日のスーパーサタデーに行われた前走のG2アルマクトゥームクラシックを快勝している。
実績的には上がり馬の印象が強いインペリアルエンペラーだが、もともとはゴドルフィンが生産し、祖母ナイタイムが愛1000ギニー覇者、母ジューコワも米国のマンノウォーS覇者。母の半弟が20年の欧州年度代表馬に輝いたガイヤースという素晴らしい血統背景を持っている。
昨年はローレルリバーで大逃げを決め、ドバイワールドC連覇がかかっているシーマー厩舎とオシェア騎手(昨年は短期免許で来日)。インペリアルエンペラーを軸に強力な日本勢、米国勢を迎え撃つことになりそうだ。