快速馬ストレートノーチェイサー、引退後はウィンスターファームで種牡馬入り
2025年03月29日 10:35

昨年の米G1ブリーダーズカップスプリントを制したストレートノーチェイサーが、引退後は米ウィンスターファームで種牡馬入りすることが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。
ストレートノーチェイサーはスパイツター産駒の6歳馬。D.ブラッカー厩舎に所属し、4歳だった昨秋に米G2サンタアニタスプリントチャンピオンシップステークスとBCスプリントを連勝して米最優秀短距離牡馬に選出された。さらに今年2月にはサウジG2リヤドダートスプリントを快勝しており、4月5日のG1ドバイゴールデンシャヒーンで最有力視されている。
ウィンスターファームはストレートノーチェイサーの繁殖権を取得するために現オーナーのマイレースホースと提携したことを発表。昨年のコグバーンに続いて快速馬を手中に収めるウィンスターファームの社長兼CEO兼レーシングマネージャーのE.ウォルデン氏は「ストレートノーチェイサーは彼の祖父にあたるスパイツタウンとよく似た経歴だ。スプリント部門のBCを制し、6歳で引退するというね。並外れて見栄えが良く、驚異的なスピードを発揮している」と種牡馬入りを楽しみにしている。