現地29日、米ガルフストリームパーク競馬場でケンタッキーオークスの前哨戦にあたるG2ガルフストリームパークオークス（3歳牝馬、ダート8.5ハロン）が行われ、M.フランコ騎乗のファイブジーが快勝した。

　ハナ争いを制したファイブジーは軽快に逃げ続け、楽な手応えのまま最後の直線へ。唯一追いすがったアンナズプロミスにも最後まで並ばせることなく、2馬身1/4差をつけて逃げ切った。

　G.ウィーバー厩舎のファイブジーは現3歳世代がファーストクロップとなる新進気鋭の種牡馬ヴェコマの産駒。前走のG3ハニービーステークス2着から臨んだここで重賞初勝利となった。

　現役時代に米G1メトロポリタンハンデキャップを制したヴェコマは昨年の米ファーストクロップサイアーランキングでトップとなり、今年に入ってからもゴールデンヴェコマがサウジダービーを勝つなどトップクラスの活躍を続けている。