オーストラリアのシドニーで行われるクイーンエリザベスS（G1、芝2000メートル、12日＝ランドウィック）で昨年のコックスプレート覇者、ヴィアシスティーナ（牝7、C・ウォーラー）に騎乗する「ジェイ・マック」こと、ジェームズ・マクドナルド騎手（33）が最内1番ゲートを歓迎した。

「レーシングNSW（ニューサウスウェールズ州）」の公式ニュースは9日、同騎手のコメントを紹介。マクドナルド騎手は「正直に言うと、かなりハッピーです。ランドウィック競馬場の2000メートルのスタートで（最内枠は）大きなアドバンテージになります。（最初の）コーナーがすぐそこです。すぐにエネルギーを温存できることになります。（前走の）ランヴェットSで1番ゲートでしたが、何も問題ありませんでした。満足しています」と語っている。

　ヴィアシスティーナは現地ブックメーカーの前売りで単勝1倍台の断然人気。昨年のこのレースはプライドオブジェニの大逃げを許したが、今年はそのリベンジを狙っている。勝てば、同馬は今シーズンのG1・7勝目。マクドナルド騎手は「最高のパフォーマンスを期待しています。コックスプレートのときのような最高のパフォーマンスをしてほしい。爆発してくれるといいですね」と期待を寄せている。

出典：日刊スポーツ