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フォーエバーヤングとシエラレオーネの祖母ダーリングマイダーリングが死す 昨年は孫2頭が激突

2025年04月10日 13:33

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 米国の「ブラッドホース」電子版は9日、日本のフォーエバーヤング(牡4、矢作)とBCクラシック覇者シエラレオーネ(牡4、C・ブラウン)の祖母であるダーリングマイダーリングが老衰のため、28歳で死んだことを報じた。オーナーブリーダーであるデビー・オクスリー氏が「月曜日に起き上がることができなくなりました。フォーンリープ(ファーム)のみんなが彼女がいなくなったことをさびしく思っています」とコメント。同馬が7日にこの世を去ったことを伝えている。

 ダーリングマイダーリングは父がデピュティミニスター、母が94年のG1バレリーナHを勝ったローミンレイチェルという血統。04年に日本の年度代表馬に輝いたゼンノロブロイは半弟になる。

 昨年のケンタッキーダービー、BCクラシックでは娘のフォエヴァーダーリングが生んだフォーエバーヤングと、娘のヘヴンリーラブが生んだシエラレオーネの孫2頭が激突。ケンタッキーダービーでは2頭が直線で接触する激しい追い比べの末、シエラレオーネが2着、フォーエバーヤングが3着になった。秋のBCクラシックではシエラレオーネが快勝し、同馬は北米の年度表彰「エクリプス賞」の最優秀3歳牡馬に輝いた(フォーエバーヤングは3着)。4歳シーズンになった今年はフォーエバーヤングがサウジCを制し、秋には2頭の再戦が期待されている。

 今週の桜花賞にはフォーエバーヤングの半妹ブラウンラチェットが出走する。

出典:日刊スポーツ