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豪オークスはトレジャーザモーメントが快勝、レーン騎手は豪ダービーと連勝

2025年04月13日 08:23

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 G1オーストラリアンオークス(3歳牝馬、芝2400m)が現地12日にランドウィック競馬場で9頭により争われ、D.レーン騎乗のトレジャーザモーメントが4番手をキープすると、逃げ粘る7番人気サンアンドサンドを測ったように差し切って単勝1.55倍の圧倒的人気に応えた。

 トレジャーザモーメントは逃げるサンアンドサンドから3馬身圏内の位置を手応え良く追走すると、最終コーナーでは背後でマークするニュージーランドオークス馬ライカルーシー(2番人気)を迎え撃つように仕掛けを待って末脚一閃。ライカルーシーを振り切る一方、ゴール前でサンアンドサンドも差し切った(0.39馬身差)。

 3番手追走からサンアンドサンドの内に併せにいった5番人気のユーワンが0.4馬身差の3着に続き、ライカルーシーはさらに0.19馬身差の4着に終わった。

 M.ラウリー調教師が管理するトレジャーザモーメントはデインヒル系アラバマエクスプレス産駒。昨年11月のクラウンオークス、前走のヴァイナリースタッドステークスに続く3度目のG1制覇で通算6度目の重賞勝ちとした。なお、クラウンオークス(VRCオークス)とのダブル制覇は2006年のセレナードローズ以来となる19年ぶりの快挙で、レーン騎手も1週前のオーストラリアンダービーとの連勝を果たしている。