仏G3ノアイユ賞はユーサーが差し切り勝ち、半兄に仏G1馬ソジー
2025年04月15日 11:55

現地13日、仏パリロンシャン競馬場で仏ダービー路線のG3ノアイユ賞(3歳、芝2100m)が行われ、M.バルザローナ騎乗のユーサーが見事な差し切り勝ちを見せた。
7頭立ての後方2番手に控えたユーサーは直線で外へ持ち出した際によれたものの、立て直してスパート。内で叩き合う先行勢をまとめて差し切り、最後は同馬主のニトイを1馬身3/4差で退けた。
C.フェルラン厩舎のユーサーはキャメロット産駒で、昨年の仏G1パリ大賞を制したソジー(父シーザスターズ)の半弟。重賞初挑戦での初制覇で、通算3戦2勝となった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によるとフェルラン調教師は「とてもいい馬だ。加速時に少しバランスを崩したが、1.5マイルも問題なく走れるだろう」と兄譲りのスタミナに太鼓判を押している。
なお昨年のノアイユ賞はカランダガンが勝利。セン馬のためクラシックは不出走だったが、同馬は今年3月のドバイシーマクラシックなどG1で3戦連続2着と好走を見せている。