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​仏2000ギニー前哨戦、G3フォンテーヌブロー賞は良血リダリが制す

2025年04月15日 12:35

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 現地13日、仏パリロンシャン競馬場で仏2000ギニー路線のG3フォンテーヌブロー賞(3歳牡・セン馬、芝1600m)が行われ、M.バルザローナ騎乗のリダリが接戦を制した。

 後方からのレースとなったリダリはやや行きたがるそぶりを見せたが、バルザローナ騎手がなんとか折り合いをつけて追走。内で包まれる厳しい展開も鞍上が直線で巧みなコース取りで進路を確保して末脚を伸ばし、ゴール寸前でサフランをハナ差でとらえた。

 M.デルザングル厩舎のリダリはチャーチル産駒。アガ・カーンスタッドの所有馬で母のリダシーナ(父モティヴェイター)も同厩舎で仏G1オペラ賞を勝っている。自身は2歳時を2戦1勝で終え、3歳初戦のここでの重賞初挑戦で初制覇とした。

 競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、デルザングル調教師は「彼は決して楽な馬ではない。かなり気性が激しいが、ジョッキーが本当にいい騎乗をしてくれた」とバルザローナ騎手を称賛。「4週間後の本番に向けていい準備となった。5月生まれなので、これからもっと成長していくはず。母馬も激しい気性ながら名馬だった」と語っている。