タスティエーラが香港遠征へ国内最終追いで最先着、堀師「このひと追いで整ってくる」
2025年04月17日 20:09

前走香港C3着のタスティエーラ(牡5、堀)が17日、香港のクイーンエリザベス2世C(G1、芝2000メートル、27日=シャティン)へ向けた国内最終追い切りを行った。
美浦ウッドで同じく香港遠征を控える中サトノレーヴ、米国のケンタッキーダービーを控える外ルクソールカフェと3頭併せ。最内から鋭く伸び、2頭それぞれに1馬身半先着。5ハロン65秒8秒4-11秒1(馬なり)の好時計をマークした。
堀師は「4月17日の調教後の馬体重は506キロです。毛ヅヤ、体の張りが良くて、リフレッシュ感のあるいい状態です。今回は休み明けでレースへ直行するので、17日の追い切りはしまいでフルスピードに入れて、しっかりと伸ばしました。10日の追い切りでは息の荒さがあり、今日も少し荒かったですが、このひと追いで整ってくると思います。やはりサトノレーヴと同様に、1度遠征しているアドバンテージは大きく、検疫厩舎でも順調に過ごせています。うちの厩舎で初の香港遠征で勝った馬はモーリスだけで、他の馬は2回目、3回目で結果を出しているので、前回の経験が今回以降につながってくるはずです。ゲートボーイは付けます」と話した。