昨年の米最優秀芝牝馬に選出され、豪移籍初戦だった現地5日の豪G1ドンカスターマイルで14着に沈んだモイラが休養に入ることをC.ウォーラー調教師が明らかにした。米競馬メディア『Daily Racing Form』が報じている。

　モイラはゴーストザッパー産駒の6歳牝馬で、2022年にはカナダの年度代表馬に選出された名牝。昨年は米G1ブリーダーズカップフィリー＆メアターフを制して最優秀芝牝馬に選出された。

　その後はオーストラリアに移籍したものの、休み明けだったドンカスターマイルでは見せ場なしの完敗。ウォーラー調教師は「彼女には適応するための時間が必要。こちらのシーズンに慣れればもっと良くなるだろう」と語り、8月の復帰予定までモイラを休ませると話している。