豪G1オールエイジドステークス（2歳以上、芝1400m）が現地19日にランドウィック競馬場で14頭により争われ、3番人気のジミーズスターが好位の後ろから残り200m地点を前に抜け出し、外から追いすがる4番人気ジョリースターを振り切った（0.59馬身差）。

　好位の後ろで内ラチ沿いを追走したジミーズスターは直線の残り300mまで前が壁になるも、そこから外に進路が開くとスパート。自身と並ぶように馬群の外を追走していたジョリースターを連れてゴールに飛び込んだ。

　ジミーズスターの1列前から先に抜け出したサンシャインインパリス（7番人気タイ）がさらに0.7馬身差の3着に続き、1番人気のブリアサは2番手から伸び切れず4着まで。2番人気のブロードサイディングは勝ち馬の直前から失速して10着に沈んだ。

　ジミーズスターはC.マー調教師が管理するパーインカント産駒の5歳セン馬で、2月のオークリープレートに続く2度目のG1制覇。この間もウィリアムリードステークス（3着）、TJスミスステークス（4着）と上位争いを演じていた。

　豪競馬メディア『racenet.com.au』はマー師のコメントとして、ジミーズスターの大目標を半年後のジ・エベレストと報じている。