長距離王キプリオスが今年初戦を快勝、不変ローテで英ゴールドCへ
2025年04月28日 13:20

現地26日、愛ナヴァン競馬場でロイヤルアスコット開催のG1英ゴールドカップに向けたステップにあたるリステッドのヴィンテージクロップステークス(芝14ハロン)が行われ、長距離王キプリオスが今年初戦を順当に勝利で飾った。
2022年と24年にこのレースから始動して欧州長距離界を席巻したキプリオスは、かつて知ったるコースで2番手の好位から悠々と追走。最終コーナーで先頭のポエティックサウンドに並びかけると直線ではポエティックサウンドとの叩き合いとなり、残り1ハロンで競り落とすと追い上げてきたエンフランチャイズも2馬身差で抑え込んだ。
英競馬メディア『At The Races』によると、A.オブライエン調教師はキプリオスについて「いつもリラックスして走っている。きっと常に2速で走っているんだろう」とコメント。今後は例年どおり5月の愛G3レヴモスステークスから6月の英ゴールドCを目指すと語った。