仏G1ガネー賞はソジーが競り勝ち、マップオブスターズの連勝阻止
2025年04月28日 13:35

現地27日、仏パリロンシャン競馬場で欧州G1戦線の幕開けとなるガネー賞(芝2100m)が行われ、M.ギュイヨン騎乗のソジーが重賞2連勝中だったマップオブスターズとの接戦を制した。
6頭立てのレースでソジーは4番手、マップオブスターズは5番手に待機。両馬ともその隊列のまま最後の直線に入ってスパートすると、先に抜け出したソジーが残り300メートル過ぎで先頭に。そこへ大外に持ち出したマップオブスターズが迫ったが、最後は1/4馬身差でソジーが凌ぎ切った。3着はさらに2馬身差でロイヤルライムだった。
A.ファーブル厩舎のソジーはシーザスターズ産駒の4歳馬。昨年はG1仏ダービー3着後に7月のパリ大賞でG1初制覇。秋は仏G2ニエル賞勝ちから挑んだ仏G1凱旋門賞で4着だった。
ファーブル調教師は『スカイスポーツ』に対し、「今年最初のレースで距離も少し短かったが、勝つだけの力は十分にあった」「今後はサンクルー大賞やキングジョージといったタイプのレースに出られることを願う」とコメント。クラシックディスタンスのG1に狙いを定める意向を示した。
なお今回の勝利を受け、大手ブックメーカー『パディパワー』は今年の凱旋門賞でのソジーのオッズを21倍から17倍にカットしている。