【ケンタッキーダービー】「出禁処分」解除で“4年ぶり参戦“バファート師「あそこにバラを…」
2025年04月30日 13:55

史上最多タイの6勝を挙げる名伯楽、ボブ・バファート調教師(72)が4年ぶりにケンタッキーダービー(G1、ダート2000メートル、5月3日=チャーチルダウンズ)へ帰ってきた。
4年前の21年、1位入線のメディーナスピリット(失格)から禁止薬物が検出されたため、チャーチルダウンズ社から出走禁止処分を受け、昨夏に処分が解除。今年はウッドメモリアル覇者ロドリゲス(牡)と2歳チャンピオンのシチズンブル(牡)の2頭出しで、「最も偉大な2分間」に挑む。
ロドリゲスは27日に、シチズンブルは28日に最終追い切りを完了。シチズンブルの追い切り後、バファート師は「素晴らしい追い切り」と絶賛。「あそこの、厩舎の柵のところにバラ(優勝馬に送られるバラの首飾り)を飾るんです」と豪語している。また、不利とされる最内枠を引いてしまったシチズンブルについてはブラッドホース電子版が「このタイプの馬は1マイルを走りたがるので、常に距離に対しては疑問符がつくけど、今日の様子を見ると、いい走りができています」というバファート師のコメントを紹介。同馬がブリンカーを着用することも明かされている。史上最多の7勝目へ、過去3年は不在だったボブ・バファートが今年も主役になるか。