＜ケンタッキーダービー：追い切り＞

　チャーチルダウンズに雷神現る－。ケンタッキーダービー（G1、ダート2000メートル、5月3日）制覇を狙うルクソールカフェ（牡、堀）は現地時間29日、ジョアン・モレイラ騎手を背にチャーチルダウンズ競馬場のダートコースで最終追い切りを行った。単走で5ハロン62秒40をマークした。

　モレイラ騎手は現地メディアのインタビューに応じ、「正直に言って、ケンタッキーダービーはとても大きなレースなので騎乗できるのは夢のようです。ブラジル馬はケンタッキーダービーに挑戦していませんから。（伏竜Sと今朝で感触の違いは）同じ馬ですよ。動きはスムーズですし、ハッピーです」と笑顔で語った。昨年のフォーエバーヤングなど過去の日本馬について、1番人気のジャーナリズムに騎乗するリスポリ騎手（香港で騎乗経験）との関係について、また、日本、香港、米国と世界中を飛び回る自身について質問されたモレイラ騎手は終始笑みを浮かべ、「今は今週のレースに集中しています」と意気込みを伝えている。

出典：日刊スポーツ