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ロドリゲスがケンタッキーダービー回避、超良血馬バエザが繰り上がり出走へ

2025年05月02日 11:15

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 現地3日の米G1ケンタッキーダービーで有力馬の一角と見られていたロドリゲスが脚の打撲のため出走を回避した。米競馬メディア『bloodhorse.com』などが報じている。

 共同オーナーのT.ライアン氏は「万全を期すために、ケンタッキーダービーを回避するというとても苦渋の決断を下した」とXに投稿。「回復には数日かかるため、予定を変更してプリークネスステークスを目指す」とし、17日のクラシック第2戦に向けて仕切り直す意向を示した。

 オーセンティック産駒のロドリゲスは前哨戦のG2ウッドメモリアルステークスを逃げ切り。出走停止処分が解けて4年ぶりのケンタッキーダービー挑戦となるB.バファート厩舎の出走予定馬2頭の片方だった。

 4番枠だったロドリゲスの回避により外枠の馬たちはひとつずつ枠順が内にずれ、日本馬のアドマイヤデイトナは5番枠、ルクソールカフェは6番枠に。また補欠馬だったバエザが繰り上がって大外の20番枠から出走することになる。

 J.シレフス厩舎のマッキンジー産駒バエザは前哨戦のG1サンタアニタダービーで2着。ふたつ上の半兄メイジはケンタッキーダービー馬、ひとつ上の半兄ドーノックはベルモントステークス覇者という超良血で、兄弟による3年連続クラシック制覇という偉業達成のチャンスを得た。